お米

2025年は、次の3品種を栽培しました。

あきさかり

福井で生まれた『あきさかり』は、コシヒカリのおいしさとキヌヒカリの美しいツヤを見事に受け継いだお米です。
ねばりがあり、もっちりとしたお米で、白ご飯も美味しいですが、炊き込みご飯との相性もバッチリです。

緑肥として使用したヘアリーベッチが土壌の栄養を高め、化学肥料を約50%減らしました。
また、手作業による草取りを行い、除草剤の使用を最低限に抑えました。

猛暑の影響で、稲の穂が出る「出穂期」に十分に水を入れることができませんでしたが、水はけのよくない湿田で栽培していたため、お米に影響はありませんでした。ただし、水不足で稲の茎が枯れ、稲が倒伏してきたため、少し早めに稲刈りを行いました。

コシヒカリ

福井で生まれた『コシヒカリ』は、国内栽培面積の1/3を占める人気のブランド米です。艶のよい見た目・粘り気のある食感・旨味の強い味と、すべてにおいてバランスが取れており、「おいしいお米の代名詞」や、「お米の王様」などと呼ばれています。

今年初めてコシヒカリを栽培しました。

猛暑でしたが、圃場の裏側に山からの水が流れる用水路があり、枯れることがなかったので、毎日のようにポンプで水をくみ上げ、お米に影響はありませんでした。ただし、水不足で稲の茎が枯れ、稲が倒伏してきたため、少し早めに稲刈りを行いました。

華越前(ハナエチゼン)

福井で生まれた『華越前』は、炊き上がりのご飯はツヤがあって粘り強く、食味はコシヒカリに優るとも劣らないお米です。
ふっくらとした、丸みがあるお米で真っ白で粒がそろっているのが特徴です。

今年は、田植後に除草剤を一切使用せず、手作業で草取りを行うなど、手間を惜しまずに育てました。

早生品種のため、今年の猛暑の影響も少なく無事に収穫ができました。